漢方薬による過敏性腸症候群の治し方

生の声
70歳代 女性 岡山県 2023・12・16(過敏性腸症候群 ガス型)
この年齢でも、極度のストレス(娘の家族が海外移住する。近所で救急車で運ばれる人が続いて、全員が心筋梗塞だった)がかかると過敏性腸症候群になる。この方はその上に逆流性食道炎にもなり、意気消沈していた。
元学校の先生だけあって、症状の説明が上手だったが、もっと上手だったのは、今までかかっていたお医者さんたちの治療の評価だ。お医者さんの評価と言うよリ、現代医療の在り方の評価と言ったほうがいいかもしれない。
 口が苦くて、げっぷが所かまわず出て、胸が焼けて、お腹でガスがブクブク沸いて破裂しそうになって、ウンチが数日でなくて苦しいと思ったら下痢でしか出なくて・・・と、本人はうつうつとして何もせずに引きこもり状態になっていた。
 これだけの症状があって病院に行っても治る治療はなく、「どちらかと言うと症状のスイッチを切ったり入れたりして、ゆっくり悪化しているよう」だったそうだ。薬を飲めば一時的に症状は少し軽くなるが、止めればすぐ元のままかあるいはちょっと悪化。まるでスイッチを入れたり切ったりしているだけみたいだったそうだ。
 それが僕の漢方薬を飲んで3日目にはお腹が暖かく感じられるようになり、初めて「治る」と言う言葉が頭に浮かんだそうだ。すると何か月ぶりに希望が出てきてずっと息苦しかったのが瞬間的にとれたらしい。
 この体験は現代医療のシステムそのもので別に例外ではない。間違ったことでもない。そもそもお医者さんの高度な知識は命を守るための知識であって、本来は自力で治して頂戴のものまで面倒をみさされているのが実情だ。逆流性食道炎が高じて、潰瘍になり出血死したらいけないから、胃酸分泌を抑えて出血を防ぐ。これが仕事であって、逆流性食道炎を根本的に治そうなんて発想もないし武器もない。
 この女性は2週間でほぼ快適になり、畑にもまた行きだしたらしいが、正月が来るから念のためもう2週間分作ってと漢方薬を取りに来た。

過敏性腸症候群、うつ病のご相談は栄町ヤマト薬局へ